アラウンドバースボディケア・スクール

一般社団法人 アラウンドバースボディケア協会認定校

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医療機関との連携 〜 マタニティ整体の進むべき未来とは

当院でマタニティ整体をスタートして、今年で10年になります。
現在ではだいぶマタニティ整体も普及し、妊婦さんの中でも整体を受けることに抵抗も感じる方も少ないようですが、10年前はまだマタニティ整体などというものは世の中には存在せず、始めるにあたって随分といろんなところから反対や反発の言葉をいただいたものです。

特に反発が強かったのが産婦人科のお医者さん。

当時は患者さんの中でも、
「お医者さんに話したら“整体なんて危ないからやめとけ”って怒られちゃいました……」
とのことで、泣く泣く通院を諦めてしまった方も多かったです。

実力以外のところで、一方的な先入観で頭から否定されてしまうわけで、
いわゆるパイオニアの宿命といってしまえばそれまでですが、あの頃は悔しかったですね。

それが今では、患者さんの中にも
「お医者さんに“整体にいってみればいいんじゃない?”と言われて来ました」
という方もちらほらといらっしゃいます。

そして、最近では産婦人科のお医者さんから「産前産後の女性のための整体の外来」を立ち上げたいので協力してもらえないか、という相談や申し出もいただくようになりました。

“妊婦に整体なんて危険に違いない”という従来の産婦人科医の見解とは相反しますが、私たちは産婦人科などの医療機関と当スクールで指導しているマタニティ整体とは、極めて親和性が高いと考えています。
当スクールの入学希望者において、助産師さんや看護師さんの割合が一番多いというのも、その一つの表れではないでしょうか。
参考:卒業生あれこれ円グラフ

近頃の産婦人科やレディースクリニックでは、アロマセラピーやベビーマッサージなど、医療業務以外の施設を併設しているところが増えていると聞きます。
産婦人科のお医者さんも、時代のニーズに対応できるように視野を開き、思考が柔軟化してきたということでしょうか。
その一環として、我々のアラウンドバース・メソッドにも注目していただけているということであれば、それはもちろん妊婦さんにとっても、我々にとっても喜ばしいことであります。

「医療機関との連携」というのは、我々が推し進めているアラウンドバース・ボディケアの理想形といえます。
本来、産婦人科医でマタニティ整体や産後のボディケアをしっかりと実施できればそれに越したことはありません。
逆に言うと、従来それが疎かにされてきた現状から我々のアラウンドバース・メソッドは誕生したと言ってもいいくらいです。

我々の取り組みが医療機関に取り入れられることで、従来では対応しきれなかった、より深く広いニーズに手が届くようになるでしょう。

例えば、妊婦さんに対しては

  1. 肩こり、腰痛、むくみ、鼠径部痛などの妊娠中の不定愁訴の対応
  2. 妊娠中の体重管理、体調管理としての効果的な運動の提案
  3. 産後の早期体調回復を促すための、妊娠中からのエクササイズ指導
  4. etc.

そして、産後のママさんに対しては

  1. 肩こり、腰痛、股関節痛などの産後の身体における不定愁訴の対応
  2. 産後の尿モレの早期改善と、子宮脱など重篤な症状の予防に繋がる運動指導
  3. 腹直筋離開に対する改善のための運動指導
  4. 整体のリラックス効果によるメンタルケア、産後うつの予防
  5. etc.

上記のようなことが産婦人科で実現することができれば、どれだけ妊婦さんにとって助かることでしょうか。
医院としての付加価値を高めるためのブランディング構築に関しても、一翼を担うことができると考えています。

また、当スクールで開催(現在では不定期開催)している「ペアタッチリラクゼーション教室」を両親学級などに取り入れることで、より気軽に不定愁訴を緩和してもらうことが可能なほか、ご主人にも出産に対して心理的なアプローチを高めるきっかけとなります。
それによって夫婦間のコミュニケーション構築にもつながり、より妊婦さんのメンタルケアに寄り添うことが可能になると考えられます。

以上のようなことは、我々が提案できることのほんのひと握りにすぎません。

妊婦さんと産後のママさんの、より安心できる未来のために。
今後も医療機関との連携を積極的に進めていきたいと考えています。
興味をお持ちの医療関係者、産婦人科医の方、お気軽にお問い合わせください。

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