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帝王切開と骨盤のゆがみ

ここ数日、中野本院のWEBサイトをてこ入れしているのですが、

あらためてアクセス解析を検証してみると、

「帝王切開 骨盤のゆがみ」

などといったキーワードで訪問してくる方が非常に多いことに気がつきました。

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近年、帝王切開となる場合が多くなり、出産6~7人に1人の割合で帝王切開となっています。
これは比較的安全に帝王切開ができるようになったことや、少子化により貴重児のため早期に帝王切開に踏み切ることがあります。
また、高齢出産に伴い、出産に対して母体や胎児に問題が生じやすくなったこと、反復帝王切開の増加、骨盤位などの適応症の拡大などがあげられます。

出典:花林レディースクリニック お悩み28:帝王切開の適応と問題点

一般的に「産後の骨盤が開く」なんて言われているのは、分娩時に胎児が産道を通り抜けるさいに恥骨結合や仙腸関節が押し広げられるから、という理由だと思います。

と、いうことは。

帝王切開で産道を通らずに出産した際には、産後の骨盤の開きやゆがみは発生しないということになりますよね?

帝王切開で出産した人にとっては、産後の骨盤の開きとかゆがみによる様々な不快症状は一切関係ないということになりますよね?

本当にそうでしょうか?

 

もちろんそんなはずはありませんね。

帝王切開だろうが自然分娩だろうが、産後のママさんの悩みはおしなべて共通です。

先述したような「出産によって骨盤にショックが掛かることで開いたりゆがんだりする」という先入観にとらわれている限り、正しい答えは導けません。

 

そもそも産後の「ゆがみ」(あまりこの表現は好きではないのですが、便宜上そう呼びます)は赤ちゃんが産道を通ったショックで発生するのではありません。

リラキシンによって骨盤の結合がゆるんでいる時期に、骨盤周辺の筋肉にアンバランスな負荷がかかることによって発生します。

したがって骨盤の「ゆがみ」というものは、自然分娩・帝王切開には関係ないです。

分娩方法よりも妊娠期の過ごしかたの方が大切だということです。

 

むしろ、帝王切開で出産したからこそ気をつけたいポイントもあります。

帝王切開の場合は腹筋を切開するため、腹筋と広背筋のバランスを回復するまでに時間がかかります。

そうなると出産後のキーポイントである「反り腰」の回復が遅れがちであるとも言えます。

また切開された部分を中心として周囲の組織が硬直・拘縮し、その影響を受けて内臓機能や代謝も低下しやすいです。

そうなると産後の体調の回復が遅れやすくなるのは否めません。

 

だったらどうすればいいのか。

整体に行くのであれば、その辺りをしっかり説明してくれる整体院を選ぶのが大切です。

正しい知識を持っているセラピストであれば、しっかり納得のいく改善メニューを提案してくれると思いますよ。

もちろん当院でもおまちしています。

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